シリーズ『着地型観光とホームページ』Vol.2 ホームページは我が子のように愛を込めて育てましょう。
ホームページが必要だという認識は、観光業界に限らず至極当然、常識的なものとして広がっています。前回のコラムでも書きましたがホームページを持っていない観光組織、観光事業者は皆無と言っても過言ではないでしょう。
ですが、
本当に生きた情報を発信し続けているホームページは実に少ないと思いませんか?
特に観光業界では、このホームページはいつ作られたのだろう?と感じるものが少なくありません。
ホームページが生きている。それはシンプルに“更新が頻繁に行われている”と私たちは考えています。最終更新日が2年前とかになっているホームページを誰も信用しませんよね。1日に何度も更新できるほど時間をかけることはできませんが、最低でも1週間以内に1つどこかを更新しないと、そのホームページが呼吸をしなくなる(反響がなくなる)と感じています。
「SEO対策」という言葉が生まれたのはいつのことなのでしょう?令和になった現在でもなくなりません。それらをお手伝いしますという怪しいコンサルタントやセミナーも相変わらずたくさん存在しています。
SEO対策をして結局のところ何が生まれるのか?自社のホームページを沢山の人に見てもらって、そこから何を得たいのか?そもそもお金をかけて対策をして、費用対効果はあっているのか?
たくさんの「?」に対して、揺るぎなき信念と、こだわりを持って、ちゃんと真剣に考えていかないと、ホームページはどんどん古くなって、あっさりと忘れ去られてしまいますので注意が必要です。
デジタルマーケティングの専門知識を有していないため、もしかしたら非効率な情報発信を進めているのかもしれません。しかし、モトクラシーというホームページを作って4年。リニューアルしてからは、より更新頻度を高めるようにスタッフ一同努力しています。
ようやくの成果として、例えば「旭川」「そば打ち」とGoogle検索をかければ、私たちの商品が一番最初に表示されるようになりました。正直、何もSEO対策はしておりません。やっていることと言えば、ブログを更新していることと、少しずつ写真や文字を変更、修正していることくらいです。
事業も人材育成もホームページも私たちの考え方は常に同じです。『育ててなんぼ』と言い聞かせています。時間はかかります。手間もかかります。ただ成長してくれれば、意外と勝手に働き始めてくれるものです。
とにかく手をかけること。愛情いっぱいに育てること。自分たちが自分たちのホームページのファンであり続けること。
4年5年と時間をかけることで、じわじわ~っと閲覧数もリピーター率も上昇してきますので、ブログ更新をとにかく習慣的に行うことを強くおススメいたします。『習慣』は「対策」に勝るのです。
余談かもしれませんが、プロ(もしくはセミプロ)のライターさんが書いた観光情報からは『愛』が感じられないことが多いです。当然と言えば当然なことですよね。地域のことは地域の人間が自分の言葉で愛を込めて書きましょう。そうでなければ伝わりませんよ、きっと。
今回はココまで。
イラストで恐縮ではありますが、顔も名前もしっかりと晒しながら、私たちはモトクラシーのホームページを少しずつ育てていっています。それに伴って、私たち自身も少しずつ成長できていると感じています。いつも最後まで読んでくれている皆様にはひたすらに感謝感謝です。
固いテーマのブログになってしまいました。
次回はもう少し軽やかに書きます♪
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