求人の経緯
こんにちは。そして、恐らく初めまして。
合同会社ココ企画の代表社員、林和寛と申します。
私たちの求人・採用ページに辿り着いていただき心から感謝申し上げます。
弊社は2021年2月に創業したばかりの小さな会社です。
サラリーマン時代の上司(私)とその部下2名、計3名で仲良く起業いたしました。
所属していた会社から事業譲渡していただきましたので、プロジェクト自体は9年目を迎えております。
『地元の暮らしを豊かに楽しく』
小学生でも理解できるシンプルな企業理念ではありますが、
お陰様で多くの関係者様に共感していただくことができ、
微力なれど地域活性化に繋がるお仕事ができているこの頃です。
具体的な各事業、各種サービスにつきましては、
少々乱雑になってしまっている弊社HPの隅々までご笑覧いただければと存じます。
紹介している全ての事業を、私を含めた3名のスタッフで運営しています。
良くも悪くもかもしれませんが、ほとんど外注をしていないことが特徴です。
「本当に3人で制作しているのですか?」
「本当に3人で運営しているのですか?」
と、驚きや呆れにも近いお褒めの言葉をいただく機会が多くなりました。
その都度、
「本当に3人で制作しています」
「いつも必死に頑張っています」
と、正直な回答(ほぼ精神論)をしてきた訳ですが、
やっぱり、良くも悪くも3人で事業経営するのは「無理がある」と感じ始めた次第でございます。
採用活動をほとんど行ってこなかったので正直慣れていません。
この採用手法が正しいのかどうかも分かっていないのが本当のところです。
世の中にはいろんな採用に関するメディアやエージェントやシステムがあり、
最近では「スカウト転職」市場が活況のようですね(「びずり~~~ち!」とか)。
就職・転職が「売り手市場」の様相を呈していますので、
本来であれば私たちが一生懸命時間とコストをかけて、皆さまをスカウトしなければならないのでしょう。
でも、ゴメンナサイ。
地方の小規模事業所にはそんな時間も資金的な体力もないのです。
だから、只々ご縁を「待つ」ことといたします。
こんなブログ一本の採用活動で、優秀人材を獲得しようなど、考えが甘すぎる!
と、どこかの人事担当者に怒られてしまうかもしれません。
でも、本気で新しい人材に出会いたいと考えているからこそ、
求人・採用を「外注」することをやめてみようと思い至ったのです。
普段、伝える仕事をしているのに、伝えることを外注していては本末転倒かなと。
採用するのが難しいことは覚悟の上。
採用に時間がかかることも承知の上。
採用にお金をかけないことは懐事情。
ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。
合同会社ココ企画の採用条件・募集要項・業務内容・求める人物像等々はすべて記します。
あなたの求めるものがココにありましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
あなたからのご連絡、心よりお待ち申し上げます。
文責:以上、以下、全文すべて林和寛(合同会社ココ企画 代表社員)
採用条件・求める人物
①このページを全文読破できる人
私たちの主たる仕事は「伝えること」。伝えたいことがたくさんあって、でもなかなか伝えきれない葛藤を毎日のように繰り返し続けています。どうしたら伝わるのか・・・。言葉・写真・HP・営業資料・イベント等々を必死に考えながら、企画したり、制作したり、運営したりしています。この努力ができなければ、また、この努力を感じられなければこの仕事は務まりません。この求人文章も私なりに一生懸命伝えようとしています。面倒くさいかもしれませんが、この採用募集ページの全文を読むこと、読めること。途中に出てくる動画を全て観ること。そして私たちの事業目的を理解し共感していただけることを、今回の必須採用条件とさせていただきます。
②人材育成ができる人(若しくは経験者)
前述したように、モトクラシーは3名のスタッフで運営してきました。代表の私(林)と、若手2人の社員の間には、ひと回り以上の年齢差があります。私は昭和の時代の仕事観で育てられた文字通りの現場叩き上げ。若手の一人(河野)は元国家公務員の叩き上げ。もう一人(小川)は高卒新人時代から私の直属の部下ですので、誰よりも真の叩き上げでございます。一緒に働いていることが奇跡とも言えるご縁で現在のココ企画がある訳ですが、私たちは少々偏った考え方に嵌っているかもしれません。私が大切にしている仕事観は時代が変われど変わらない普遍的なモノ(謙虚、感謝、誠実等)と信じていますが、やっぱり変えていかなければいけないことも多々あるなと思うようになりました。これからココ企画は若手採用を重ねていきたいと考えていますので、私の仕事観を理解しつつ、弊社若手職員も含め、これから入ってくる新人の研修・育成を担える人を探しています。具体的には27歳~40歳くらいのリーダー、係長クラス以上の若手育成経験者。将来の管理職はもちろん、小さな会社の役員や経営者を目指す人。その為には人材育成が何よりも必要だと考えられる人を募集しています。
③1を10にできる人
いわゆる『0→1』ではなく、『1→10』を得意としている人を募集しています。私たちは本当に0からプロジェクトを始め、8年かけて自分たちのビジネスモデルを構築してきました。今現在取り扱っている商品・サービスには一定以上の自信を持っています。企画力やデザイン力も、実践を通して培ってきました。地元の関係者さんらとの信頼関係構築も丁寧に積み重ねてきたところです。ようやく『0→1』のベースができたので、ココからはいよいよ事業を拡大すべく『1→10』の戦略を考えるステージに突入したと考えています。そこで、新たに求めるのは『営業力』や『販売力』を有する人です。正直、私たちは商売が下手糞です。どうやって価値を価格に転嫁していくのか、どういったプロセスで販路を拡大できるのか、どうすれば受注を伸ばせるのか。手段も手法も分かっていません。純粋に「売る」という行為に対して前向きに結果にコミットできる人を求めています。営業、広報、マーケティングなどなど。得意分野は問いませんので、ココ企画の商品、サービス、ブランドを広く販売促進してください。応募、面談の際に「こうすれば売れますよ」と面白いプレゼンなどしていただければ即採用です。
④業界経験不問
「ローカルツーリズム」とざっくりお伝えすることが多いのですが、ココ企画の仕事は、時に旅行業であり、時に広告業であり、時に小売業でもあり、時にイベント業やコンサルタント業でもあります。色々な経験を重ねてきましたので、多様なご相談に対し、様々な提案・企画ができるようになりました。「何でも屋」というのはあまり褒められた表現ではないと認識していますが、本当に自分たちが「何屋」なのか分からなくなることもしばしばです。一つの業界慣習に縛られることなく、良い意味で常識知らずですので、従来になかった企画やサービスを提供できていると自負しています。そんな私たちだからこそ、一つの業界に特化した中途のキャリア採用を行うつもりはさらさらありません。過去の成功体験がほとんど意味を成さない変化の速い時代ですので、柔軟な思考と行動力のある方を私たちは求めています。繰り返しますが、業界経験は問いません。今までの経験を活かしながら、変化を恐れず一緒に行動していきましょう!
⑤特別なコミュニケーション能力不問
履歴書や志望動機書の自己PR欄に「人とのコミュニケーションに自信があります」と記載してくる方が多いのですが、ちょっと違和感を覚えています。私たちの仕事は確かに多くの人と出会います。官民合わせて本当に多くの関係者様と協働していることは事実で、確かに都度コミュニケーションを必要としています。しかし、特定の誰かと「友だち」になる訳ではありません。寧ろ、程々の距離感を保つことも、ローカルツーリズムを展開する意味では重要な要素の一つと考えています。社員が個人的にSNSで地域の誰かと繋がったり、プライベートな飲み会に参加したりすることは、会社の方針として慎むようにしている位です。身も蓋もない言い回しになってしまうかもしれませんが、普通に「ビジネスで人と繋がる」ことができれば十分。誰とでも仲良くなれる人を探している訳ではありません。誰とでも仕事ができる社会人を探しています。因みに私は極度の「人見知り」であることも申し添えておきます。
⑥移住を伴う転職者
理想は地元採用が叶うこと。しかし、現時点では他地域からの移住を伴う中途採用を考えています。ローカルで長く暮らしていると、どうしても視野が狭くなっていきます。いつも同じコミュニティの中にいますので、安心・安全ではありますが、そこから新たな刺激はなかなか生まれません。新たな人材に新たな刺激を持ち込んでほしいと期待しています。その一方、あなたにとって、北海道の暮らしはとても刺激的なものになることでしょう。私たちにとっての当たり前の光景が、あなたにとっては目を疑う程驚いてしまうものばかりであることは間違いありません。そんな純粋な驚きが、この仕事を行う上でモチベーションの源となっていくのです。移住にリスクはあることも折に触れ正直にお伝えしていきますが、リスクをとったからこそ得られる出会いや感動があることをお約束いたします。私自身移住者です。ココの暮らしとココ企画の仕事に、心から満足しています。
主な業務内容
①メディア事業
フリーペーパー「モトクラシー」が私たちの根幹を成す企画です。掲載店から「広告料をいただかないフリーペーパー」という(自称)ユニークなビジネスモデルを構築しました。しかし、多くの利益を生み出すことができないビジネスでもあります。それでもココ企画が存続する限り「モトクラシー」をやめることは絶対にありません。この事業を通して地元を知り、地元の人に出会い、地元のことを考え続けてきたからです。企画・取材・制作まで、印刷以外の全ての業務を自社で行います。完成したフリーペーパーは、スタッフ全員で手分けして、手渡しで地域に配布しています。この業務、とにかく現場に足を運ぶことになりますのでご覚悟を。1日で300km以上走行することもあります。運転免許証は必須。この事業を基に「モトクラシー商店」や「ココの寄席」など、イベント業も展開し始めているこの頃です。
②ツーリズム事業
旅行業を活用している事業です。この事業も決して大きく稼げる訳ではないですが、地域とのつながり、地場産業とのつながり、純粋に人とのつながりなどを、ツアーを通して表現しています。本番当日の様子を、脚色することなくプロモーション動画に編集していく手法も確立してきました。もちろん当日の現場にいることは当たり前。関係者と同じ目線に立ち、成功に向けて共に努力していくのがココ企画のスタイルです。『現場力』が私たちの最大のセールスポイント。お客様との最前線に立つのが私たちの仕事と心得てください。短編、長編のツーリズム事業動画をリンクしておきますので、時間が少々かかりますが目を通していただければと思います。動画から私たちの想いも伝われば幸いです。
③体験型カタログギフト事業
広告業、旅行業、両方のノウハウを持つココ企画が、満を持して展開している事業です。2021年に体験型カタログギフト「ここのこと。ひがしかわ」を制作。2022年にも「ここのこと。なかふらの」を制作し、どちらも町のふるさと納税返礼品として活用していただいています。この企画、サービスを北海道内に限らず、全国展開していくことが、ココ企画の中長期計画です。求める人物像の欄にも記載しましたが、販売促進を担う方を探しています。消費者、事業者、自治体、販売者(ココ企画)の「4方良し」を実現した意欲作です。どこかの誰かが真似をし始めるかもしれませんが、企画から制作、販売、精算まで全てを行うことはそんなに簡単ではありません。私たちだからできる「ここのこと。」を、日本中に広めていきましょう!
最後に
大変長々と書き連ねてしまい申し訳ございません。約6時間かけて書き終えました。たった6時間で人生を変える決断を促すのは恐縮ですが、こんな私たちとこんな仕事をしてみたい、北海道で暮らしてみたいと思える方がいれば是非ともご連絡くださいませ。
最後にお伝えしておきたいことを1つだけ。この仕事、自分のやりたいことはほとんどできません。私は最近「自分のやりたいことよりも、自分にやってもらいたいこと」を仕事にできていることに幸せを感じています。「企画」と言いますが、色んな人の想いや力を形にしていくだけであって、特別に新しいものを私たちが世の中に出している訳ではありません。じっくりと話を聴いて、身の丈に合ったことを実践するだけです。コツはありますが、特別な能力を必要としているものではないのです。
何を伝えたいかと言いますと・・・「自己満足の為に仕事がある訳ではない」ということです。あなたのやりたい仕事はほとんどできないかもしれません。それでもあなたにやってもらいたい仕事がたくさん生まれてくる職場です。誰かに必要とされる仕事は素敵な仕事だと思います。
地域に、世間に、上司や部下に。誰かに必要とされる仕事を探している人。
小さな町の小さな事務所で、ココ企画の3名がお待ちしています!
企業名 |
合同会社ココ企画 |
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募集職種 |
総合職(営業職経験者歓迎) |
雇用形態 |
正社員 |
給与 |
年齢・経験を考慮し応相談 年俸制 |
福利厚生 |
・保険(社会保険/厚生年金/雇用保険/労災保険) ・交通費補助 ・育児休暇、産前産後休暇あり ・賞与あり(年1回) |
仕事内容 | 上記の通り |
勤務地 |
北海道上川郡東川町(Googlemapを開く) |
勤務時間 |
9:00~18:00(うち休憩1時間) |
休日・休暇 |
変則勤務(年間休日105日) 長期リフレッシュ休暇(クリスマス休暇)あり 有給休暇付与 |
求める人物像 |
上記の通り |
募集期間 |
採用決定次第締め切り |
選考プロセス |
事前面談(Web面談) ↓ 書類選考 ↓ 面接 ↓ 採用(試用期間3ヶ月あり) |
募集期間 |
先ずは担当者までメールかお電話ください。面接日時、採用後稼働開始日などじっくりご相談していきましょう。なるべく採用者様の希望に添える日時を設定して参ります。 |
採用担当 |
代表社員 林 和寛(はやし かずひろ) |