ココ企画の最大ミッションは『地域活性』。地域を活性化させるのはいつの時代も若者たち。若手人材に特化したリクルートサービスを構築し、地元の暮らしを豊かに楽しくすることが、モトクラシーの次なる一手です。
2021年もまもなく折り返しを迎えようとしています。
「普通の暮らしはいつ戻る?」と最初にボヤいてから、気づけば1年以上経ってしまいました。
お陰様で、モトクラシー編集部は、会社を創ってしまったこと以外は、なんら変わらず仲良く営業しています。
来週から新会社としての第一号となるフリーペーパーの配布も始めますので、どうぞお楽しみに。
毎回毎回「今作は最高傑作だ!」と自画自賛。
互いの健闘を称えあう、ちょっと気持ち悪い職場なのですが、今回もご多分に漏れず『最高傑作』が完成いたしました。
自分たちのスキルも少しずつ向上していますが、それよりもなによりも。地域の皆さま、各事業所の皆さま、読者の皆さまらと協同しながら、この小さな正方形のフリーペーパーは作ることができました。改めて関係各位の皆さまに感謝申し上げます。
モトクラシーは「地域全体のプロモーション活動」であり「地域全体のアーカイブ(記録)」だと考えています。
愚直に真面目にコツコツ続けて参りますので、どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。
地域の最大課題は何か
ココ企画の企業使命は単純明快に「地域活性」です。
そして、これまた単純に「地域を活性化させるのは若者世代だ」と私(ハヤシ)は考えています。
少子高齢化というマクロな問題の前で、自然発生するミクロな人口減少を憂いても仕方ないとの考え方もあるでしょう。
それでも、歪な人口動態統計(人口ピラミッド)を見れば見るほど、「こりゃなんとかせにゃならん」と、既に若者世代を卒業した大人(おっさん)は考えなきゃいけない訳です。
生産と消費がメインの暮らしを享受してきた世代の人たちは、そろそろ次の世代に、「残す」とか「伝える」とか「育てる」とか、普遍的な価値観にマインドチェンジする必要があるんじゃないかい?なんてことを日々考えている訳です。
いつも言葉や文章にすると小難しいことばかり並べてしまうのですが、やるべきことはいたってシンプルで。
「ココはいいとこだよ」
と、次世代に伝えていくことを常に念頭に置いています。
フリーペーパーやブログを手作りし、少しずつ地域の情報発信をできるようになりました。
ツアーやイベントで、直接「豊かさ」や「楽しさ」を伝える場を作れるようになりました。
カタログギフトで、魅力を「購入」して「体感」するビジネスを回せるようになりました。
次に私たちがやるべきことは、ココで暮らしていくための「働く」情報の発信です。
ココで暮らし続けたいと考える地元の若者。
ココに帰りたいと考え始めている地元出身の若者。
ココで暮らしたいと考えてくれる移住希望の若者。
そんな若者たちを採用し、人も会社も地域も一緒に成長したいと考えてくれる企業様。
この事業でも素敵なご縁が広がることを期待しています。
以下、モトクラシーが仕掛けるリクルート事業「モトムヒト」の概要(概案)でございます。
フリーペーパー同様、会社単位、市町村単位でリクルートを展開するのではなく、地域全体で継続的に取り組んでいくことで、小さな成果が生まれ始めると信じています。辛抱強く、末永く。ご支援、ご協力の程、何卒お願い申し上げます。
【モトムヒト コンセプト】
①WORK in LIFE
「ワークライフバランス」という言葉がすっかり定着しましたが、私はずっと違和感を持っています。本来ワークはライフの中に含まれているものだからです。ローカルで働く(Work)ということは、ローカルで暮らす(Life)ということ。ローカルの求人情報を伝える時、ローカルの暮らしも同時に伝えることが大切なことだと考えています。
②「人」にフォーカスした採用情報の発信
「モトムヒト」で紹介していく求人情報は、条件面だけではなく、実際に働く職場・上司・同僚の普段の様子をありのままに伝えていこうと考えています。どんな仕事をするのか?よりも「誰」と一緒に働くのか?を伝えることが、特にローカルの採用活動では重要だと思うのです。
③メディア事業と連携した暮らし情報の提供
繰り返しますが、地元で働くということは、地元で暮らすということ。私たちは、2018 年からフリーペーパー・WEB メディア「モトクラシー」で暮らし情報を発信し続けている強みがあります。仕事情報はもちろん、ココで暮らすことがより具体的にイメージできるよう、地元の「今」を求職者にお届けして参ります。
④会社訪問ツアーの実施
2015 年よりツーリズム事業を行ってきた私たちだからこそできること。会社訪問の仲介はもちろん、旅行業の資格を活用して、移住希望者に対し会社巡りの見学ツアーを企画・実施いたします。実際の職場で一緒に働く人に会って、地域のお店に立ち寄って。具体的に移住後の暮らしをイメージできるツアーを目指します。
⑤採用後も丁寧なアフターフォローの実施
既存のリクルートサービスは「採用したら終わり」「就職したら終わり」というのが一般的。でも、本当に大変なのは移住してから、働き始めてからですよね。私たちは、採用後、就職後も定期的に職場に伺い、企業様・移住者様、双方のご要望やご相談を承ります。稼働してからの様子を継続的に情報発信することで、次の求人・採用に繋がっていくことも期待しています。
走りながら考えていきます
新規事業を始める時はいつもそうなのですが、事前に「事業計画」なるものをほとんど作成しません。
計画通りに事が進むのなら、だれも苦労することがないと思うからです。
ましてや新企画。今、地域にないサービスを生み出そうとする際、最も必要なのは行動することしかありません。関係者との協議や相談や根回しも必要かもしれませんが、まずは行動を起こし、形にできるものを制作し、その姿を見ていただくしかないと考えています。
失敗するかもしれません。いや、失敗するでしょう。
その失敗を経験しないと、何かを生み出すことができないと、最近気が付いたのです。
事業の磨き上げは、事業をやりながら考えていきます。
都市圏に比べて、情報量で圧倒的に劣っている地方の求人情報。マスメディア戦略では、地方が大都市圏に人材獲得競争で勝てる訳ありません。
量ではなく、質で勝負する。
求人情報の「質」とは、現地の「暮らし」や「働いている人」の情報のこと。
結果、私たちが実践してきた、ツーリズム情報の発信と、やることは何も変わらないのです。
6事業やりますと宣言して3か月。
本当に6事業が動き始めて、冷や汗が止まりません。。。
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