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フリーペーパー「モトクラシー」Vol.6 冬号 お披露目

毎度お待たせしております!フリーペーパー「モトクラシー」Vol.6 冬号がどうにか年内完成いたしました!今号も旭川をはじめ、6市11町の情報がたっぷり詰まっています。楽しんで作ったので、頑張って読んでください♪

フリーペーパー「モトクラシー」Vol.4春夏号

フリーペーパー「モトクラシー」Vol.6 冬号

年3回発行をしているフリーペーパー「モトクラシー」。

 

今年の3回目、合計6回目となるVol.6 冬号が完成いたしました!

 

今号掲載地域は以下の通り。

 

(あいうえお順)

 ・旭川市

 ・芦別市

 ・上川町

 ・剣淵町

 ・士別市

 ・下川町

 ・鷹栖町

 ・名寄市

 ・美瑛町

 ・東神楽町

 ・東川町

 ・比布町

 ・深川市

 ・富良野市

 ・幌加内町

 ・和寒町

 

ざっと6市11町。

 

 

号を重ねれば重ねるほど、「紹介する内容がマンネリ化してしまったらどうしよう…」という不安に苛まれますが、今回も杞憂だったようで。

 

元々のおつながりもあれば、ご紹介いただいたところ、是非載せて!と手を挙げてくださったところなどなど。

 

お陰様で、掲載店舗の半数以上が新規という結果になりましたよ。

 

読んでくださった方に、ちょっとした発見があれば幸いです。

 

フリーペーパー「モトクラシー」Vol.6冬号
コチラからご覧ください~(PDFが開きます)

 

根は真面目なモトクラシー。

フリーペーパーの内容も、基本的には型を守ってしっかりきっちり作っております。

 

作っておりますが、遊び心ももちろん忘れておりません。

前号以上に、モトクラシー色(オガワ色?)の強いぶっとんだページや、事業者さんのアイデアから生まれた新しい企画ページがございます。

 

3人で爆笑しながら楽しんで作ったら、またもや今まで一番の出来となりました。

最後まで温かい目で、頑張って読んでやってください。

 

須田製版さんへ印刷現場を見におじゃま

 

―フリーペーパー「モトクラシー」は地元に寄り添う内容を扱うものだから、印刷会社も地元企業にお願いしたい…。

そんな願望を叶えてくれたのが、地場の印刷会社である「須田製版株式会社」さん。

本社は札幌ですが、支社が旭川にあるのです。

 

「地元で印刷まで完結させたい」という願いが一つ叶ったのに、人間とは業の深い生き物でして。

―折角旭川で印刷してもらうのなら、できればモトクラシーが印刷されている現場を見たい…。

と思うように。

 

そんな欲望をしつこく須田製版さんへお伝えしていたところ、なんと今回現場見学させていただくことになりました!

本当にありがとうございます!

 

というわけで、モトクラシーがどうやって印刷されていたのか、皆さんもご覧ください~

 

須田製版

 

皆さんご存知の通り、モトクラシーはカラー印刷。

モノクロではない分、多少手はかかるという気はしていましたが、職場のプリンターが1台でカラー印刷できるように、1台の機械が全てこなしてくれるものだと思っていました。

 

見学させていただいた結論としては、多少手がかかるなんてとんでもない。

 

無茶苦茶破茶滅茶に大変な職人作業をされていました。

 

須田製版

 

紙に色を印刷する際に必要なインク4色(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:キー・プレート(須田製販さんではスミと呼んでいるんだとか))。

4色混ぜたものを紙に載せるのではなく、シアンを載せたら、次はマゼンタ…と、順々に重ねて載せるものなんだそうです。

 

1色につき1台機械が必要なので、計4台の印刷機がずらっと並んでいました。

 

須田製版

 

フリーペーパーの原稿データが刷られた極薄のアルミの板。

どこに色を載せるかという情報が、この板から読み取られるのだそう。

小学生の時にやった版画を思い出します。

 

須田製版

 

4台の機械を通り、色がしっかりと載った紙。

乾いていない状態で出てきてすぐ、最新技術を有する機械に通されます。

これを通るとあら不思議。

インクがもう乾いているんです。

 

その理由は、UV光。

インクとUV光の化学反応によって、秒速で「乾く」というより「硬化」しているのだそうです。

 

須田製版
お手本(右)に比べると、左は青みが強くなってしまっています

 

こうして刷り上がったら、できあがり…

というわけではなく。

 

ここからが職人の技を要する大変な作業なのです。

 

「この色を出すべし」というお手本紙が既に用意されていて、その色と等しい色がちゃんと発色されているのか、人の目で確認していきます。

 

もちろん、大まかな色の値は機械でセットします。

でも、お手本紙を印刷した際と同じ値を入力すれば、同じ仕上がりになるかというと大間違い。

 

1ページ、1画像、1部分…とても細かいところまで、色味の誤差がなくなるまで、試し印刷はつづきます。

 

お手本と比べると青みが強いから、赤を足すのか、それとも青を引くのか…その塩梅を見極め、作業を任せられるようになるまで、10年かかるんだとか…!

 

須田製版
寝ているわけではなく、虫眼鏡でインクの載り具合を見せてもらっています

 

各色を載せる量が正しくても、載せる際に位置がずれてしまっては意味がありません。

印刷のずれがないかも、しっかり人の目で確認します。

 

こんな作業を繰り返し繰り返し、今回のフリーペーパー「モトクラシー」Vol.6 冬号 32ページの場合は、印刷に約5時間かかるのだそうです。

 

こんなに丁寧に手間暇をかけて作ってくださっているとは、恥ずかしながら夢にも思っていませんでした。

今回見学させていただいて、モトクラシーが作られる過程や関わってくださっている方々について知ることができました。

私たちもより一層、丁寧に手間暇かけて、モトクラシーをお届けします。

 

須田製版
色調整に合格した1枚を記念にいただきました。お忙しいところありがとうございました!

 

先行きが不透明な日々がまだまだ続きそうですが、それはそれとして、日々の暮らしをこれからも大切に生きて、必要とされることに応えていけたらいいなと思います。

 

最後になりましたが、今年1年、本当にお世話になりました。

来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

フリーペーパー「モトクラシー」Vol.6冬号
コチラからご覧ください~

 

 

フリーペーパー次号はVol.7春夏号!来年4月に発行予定です。お楽しみに~


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