シリーズ『お買い物したい』Vol.4。”日本人のためのチーズづくり”が店名の由来。“街のお豆腐屋さんのように”がお店のコンセプト。食べやすさはもちろん、親しみやすいナチュラルチーズ工房「ジャパチーズ アサヒカワ」さんについて。
『チーズ』はいつの時代でも、たくさんの方に好かれている食べ物のひとつではないでしょうか。
もちろん、モトクラシースタッフも大好き。
北海道旭川市には酪農家さんもいるため、旭川ブランドのチーズも色々ありますよ。
今回は、旭川の街中で日本人のためのチーズを作っている『ジャパチーズ アサヒカワ』さんをご紹介しましょう。
日本人に合うチーズ
旭川駅から平和通買物公園(日本初の歩行者天国)を北へ7条歩いていくと、左手にジャパチーズさんのお店があります。
黄色い〇(丸)が目印です。
お店の中には、ジャパチーズさんの商品が大きな冷蔵庫の中に並べられています。
チェダーチーズ、モッツアレラチーズ、ストリングスチーズ(手で割けるチーズのこと)。
地元企業とコラボしたチーズもありますよ。
ちょっと耳慣れない『ジャパチーズ』という店名は、日本人のためのチーズを作っていることが由来です。
ジャパチーズさんのチーズは独特なくさみや後味がなく、すんなり受け入れられます。
店主の長尾さんは、宮城県の蔵王町出身。大学まで酪農を学び、1年間アメリカの牧場で実習後、地元に戻り就職しました。震災を機に、奥さまの地元である旭川へ移住し、ジャパチーズを創業。実に約20年間、乳製品と向き合っています。
ジャパチーズさんは信頼している加藤牧場さんから生乳を仕入れています。加藤牧場さんとはアメリカの実習でお知り合いになったとか。平和通買物公園に面したお店は、外からでもチーズを作っている様子が見えるようになっているため、安心感がありますね。お客様の傍にいることが、ジャパチーズさんの強みです。
ジャパチーズの炙りチェダー
モトクラシーにとって、ジャパチーズさんといえば、『炙りチェダー』。その名の通り、チェダーチーズを炙るだけ。でも、これがなかなかどうして美味しいのです。長尾さんの奥さまが、ガスバーナーでちょうどいい頃合いまで丁寧に炙ってくれます。
炙りチェダーの美味しさは一口目で分かるはず。チーズの油のお陰でぐっとコクが増し、とにかくとっても美味しいのです。何はともあれ、一度食べてみるべし!
家でも食べたい!という方もご安心を。店頭で売られているチェダーチーズを購入すれば、自宅のコンロでも出来ちゃいますよ。串にさして、じっくりゆっくり炙るのがコツです。火に近づけ過ぎると、中まで火が通る前に表面だけ焦げてしまうのでご注意を。
大事なので2度言いますね。
「じっくりゆっくり」です。
旭川の街中にあるチーズ屋さん
長尾さんは、創業当時から「街のお豆腐屋さんのように」というコンセプトで、旭川の街中に店舗を構えようと決めていたそうです。
店舗がある地区は、「7条緑道」と呼ばれていて、おしゃれなカフェから昭和な雰囲気の喫茶店、可愛い雑貨屋さんやアウトドア用品など小さなお店が並びます。
夏にはイベントなどで、ハンモックなどが置かれ、街中でヒュッゲな時間(温かく心地よい時間や空間)が堪能できます。(ヒュッゲについてもう少し詳しくしりたい方はこちらのコラムがおススメです。)
夕方には、静かな通りを、ジャパチーズさんの灯りがほっと照らしてくれていますよ。
車社会の旭川ですが、たまの休日にお散歩がてら7条緑道を歩いてみるのも良いかもしれません♪
街のお豆腐屋さんのように
お店のコンセプト通り、気軽に寄っちゃいましょう!長尾さんが笑顔で迎えてくれますよ。
職場からの帰り道にジャパチーズ。お散歩がてらにジャパチーズ。
いつもの食卓にジャパチーズ。
あぁ~お腹が空いてきました。(このコラムを書いているのは夕方です)
どうしてもカプレーゼ上手く作れません。
レシピを教えてくださ~~~~い。
ナチュラルチーズ工房 ジャパチーズ アサヒカワ
旭川市7条通7丁目33-69 買物公園 google map
TEL:0166-56-7849
営業時間:11:00~18:00
定休日:月
公式FBはコチラ
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