シリーズ『体験したい』Vol.6。旭川の冬の早朝は「なまらしばれる!」キラキラ輝く雪景色の中、目指すのは上川神社の本殿です。もしかしたら、エゾリスに出会えちゃうかも♪
旭川に在住、あるいは旭川が地元の方はご存知の通り、旭川の冬の朝は凍える寒さです。
1月~2月でマイナス10℃はあたりまえ。
旭川の暮らしを知りたいのであれば、
寒い冬の朝、歩いてみることをおススメいたします!
今回、Vol.6となる「体験したい」では、私たち(モトクラシースタッフ)が直接ご案内をしているツアー、
「なまらしばれる~北彩都ガーデン&上川神社 極寒の早朝ハイク~」についてご紹介いたします。
マイナス41℃を記録した町 旭川
旭川市は、1902年にマイナス41℃の最低気温を記録した町です。
旭川は周りが山に囲まれている盆地なので寒暖差が激しく、夏の暑い日には30℃まで上がり、冬の寒い日にはマイナス30℃まで下がる地域なのです。
ただでさえ寒い旭川の冬。その寒さを最大限に楽しむため、私たちのツアーでは1日の中で最も冷え込む『早朝』に歩きます。
ちなみに、良く晴れた日ほど気温がぐっと下がり、旭川らしい寒さを体感できますよ。
「なぜ、晴れた日は気温が下がるの?」と思った方は、コラム「冬の北海道」で冬の気候や適した服装についてご紹介しているのでご覧ください。
さぁ、マイナス20℃の世界を楽しみましょう
私たちの体験では、旭川駅から上川神社まで、2キロ(1時間半くらい)歩きますので、手袋、帽子は必須。
とにかく暖かい服装でお越しくださいね。
冬の朝の空気はとても澄んでいます。ゆっくり深呼吸をして、全身で冬の空気を感じてください。
急に思いっきり息を吸うと肺がびっくりしてしまうので、ゆっくりですよ。
マイナス15℃くらいになると、川霧が見られるかもしれません。
川の温度より外の気温の方が低いため、川から湯気がもくもくと出る現象です。
冬の旭川らしい景色の一つですよ。

雪の体験ではもう当たり前の存在になってきていますが、雪の上を歩くためにスノーシュー(西洋かんじき)というものを履きます。
スノーシューを履くと雪との接地面積が増えて体重が分散されるので、靴だけで雪の中に入った時より、雪に沈まずに歩ける優秀アイテムなのです!
まずは、雪の上を歩く感覚を楽しんでください。
歩いている時のふわっとした感覚と、‟ぎゅうっ”という音が心地よくなってきます。
慣れてきたら、せっかくなので雪遊びも楽しみましょう。
ふかふかの雪に‟ばふっ”と体を倒してみたり、ちょっとした坂でおしりすべりを楽しんだり。
雪の楽しみ方はたくさんあります♪
ゴールは上川神社の本殿
一通り雪を楽しんだ後は、ゴールの上川神社本殿を目指します。
上川神社には、旭川開拓の歴史が刻まれています。
明治時代の先人たちは旭川に「北の京」をつくろうと情熱を燃やしていたとのこと。
天皇陛下の避暑地として離宮計画が進んでいたことがあったとか。
なので旭川には、嵐山、神楽、西御料など、京都や御料地にちなむ住所が点在しているのです。
朝のお散歩のゴールとして相応しい上川神社で、今日1日や旅の祈願をいたしましょう!
最後はあたたかいお茶で
歩き終えた後は、私たちからちょっとしたサービスで、旭川市内のお茶屋さん「USAGIYA」さんのお茶をどうぞ♪
USAGIYAさんは、「日々、お茶と。」がコンセプトのお店で、定番の「兎茶」や、さわやかなミント茶などたくさんのお茶を楽しめます。
旭川駅からも近く、お土産にもぴったりですよ!
上川神社からは、旭川駅・ご宿泊ホテルまでお送りいたします。
片道だけのお散歩なので、スノーシュー初心者にもおススメの体験です(^▽^)/

私もご案内しますよ!
最近体を動かしていないので、歩きたい気分です。

なまらしばれる ~北彩都ガーデン&上川神社 極寒の早朝ハイク~
開催日:2020/3/22(日)迄
料金:2,000円(1人)/ 1,000円(12才以下/1人)
料金に含まれるもの:ガイド料、スノーシューレンタル料、保険料、消費税
最少催行人数:2人
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