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「一万円」の価値とは?

「モトクラシーギフト」の販売価格は一万円です。ココで紹介しているプランには、全て「一万円の価値」があることをお約束します。本来、こんな約束をしなくてもよいのですが、すっかり価格と価値のあり方がおかしくなっているので、普通のコトを真剣に考えなければいけなくなりました。

地元愛ツアー 深川

今回のコラムも小難しいことを語らせていただきます。但し、私は「感染症」も「景気対策」も「政治」も素人ですので、その分野の問題提起をするつもりはございません。コロナ禍以前から感じていた、「サービス業のあり方」の一意見としてご笑覧いただければ幸いです。

 

「割引」「安い」「お得」だけで良いのか?

安売り企画が目白押し。正直、少々うんざりする程「お得」な話題で世の中は溢れています。

 

一体「定価」はどこにいったのでしょうか?

果たして「定価」は存在するのでしょうか?

 

ポイント還元だったり、ネット割引だったり、実質0円だったり。。。

あえてシステムや制度を複雑化して、消費者を誘導しているようにさえ感じます。

 

「歳末大処分市」とか「新年恒例福袋」など、事業者自らが戦略的に割引サービスを仕掛けるのであればまだしも。近年の政策的に仕掛けられる各種のキャンペーンには違和感を覚えずにいられません。

 

緊急経済対策としての効果はあるのでしょう。

よく分かりませんが、きっとあるのでしょう。

 

それでも、「定価」を破壊する各種キャンペーンが、果たしてキャンペーン終了後の市場経済にとって、プラスの効果をもたらすのかは以前からずっと疑問に感じています。「安いから買った」「お得だから行った」という消費者は、定価でも同様に利用してくれる可能性が驚くほど低いということを、拙い経験則ですが知っているからです。

 

サービス業の基本は「サービスに見合った対価をいただくこと」。

 

そもそも、この対価をいただくための「価格設定」という行為がサービス業の根幹であり、醍醐味です(難しいけど)。大袈裟ではなく「100円」値下げするのか値上げするのか、常に真剣に考え、時に失敗しながら、少しでも高い「価格」で販売できる「価値」を作っていくために、皆必死で頑張っているんです。

 

大きな力で「価格」を左右して欲しくはありません。「お得」という名の価格破壊キャンペーンは、「価値」そのものを引き下げる行為に繋がるのではと危惧しています。

 

「価格」と「価値」が連動しない世の中は「信用」が成立していない世の中ですよ。

 

1,000円は「1,000円の価値」。10,000円は「10,000円の価値」であるべきではないでしょうか。

 

一万円
この紙は一万円の「価値」と交換できるもののハズ

 

 世の中が複雑になり過ぎて、子供でもテレビCMの「割引」や「お得」という言葉を疑うようになってしまっています。「正直者が馬鹿を見る」といった価値観が浸透し、小さく賢い人が得をするような社会は嫌だなぁと以前から感じ続けています。

 

余談ですが、「プレミアム」という言葉は、ここ5年くらいで言葉の価値を下げてしまいましたね。本来の「高級な」「価値のある」という意味とは程遠い使われ方です。ビールまでは良かったのですが。。。

 

「モトクラシーギフト」は一万円の価値がある商品です

と、言うことで「モトクラシーギフト」は「一万円の価値」に強く強くこだわって制作した商品です。

 

プランの提携事業者様には、どんなプランでもよいので「一万円の価値」を提供してくださいとだけお願いをしてきました。

 

カタログギフトをもらった人が、損得ではなく、純粋に地元の「一万円の価値」を選択し、地元を楽しむことができることが「モトクラシーギフト」最大のセールスポイントです。体験後も、この地域の「一万円の価値」を知ることができる情報誌として使い続けることができることも、他のカタログギフトとは一味違うと思います。

 

モトクラシーギフト

 

 

「一万円」「一万円」と連呼していますが、今も昔も、私にとっては大金です。福沢諭吉さんが懐にいるのといないのとでは、気持ちの余裕に大きな差があります(10人以上諭吉さんがいると落ち着かなくもなりますが)。

 

一万円の商品を買ってくれるお客さんが現れるか否かは、私たちにとっては大きな挑戦。

 

作って配って終了のフリーペーパー事業よりもハードルは高いですが、「価値ある地域づくり」事業だと信じていますので、コツコツ育てていこうと考えています。

 

そして、この複雑怪奇な世の中にあって、子供でも理解できるシンプルなビジネスモデルとして、単純明快な販売スキームを構築して参ります。

 

地元の方に手にしていただき、使っていただければ本当に嬉しいですよ。 

 

モトクラシーギフト
一万円の価値を子供に伝えたい

 

このエリアに暮らしているからこそ体験できること

このエリアに暮らしているけれど知らなかったこと

このエリアに暮らしていることを誇りに思えること

 

モトクラシーギフトで「価格」を設定して販売している「価値観」たちです。

 

モトクラシーギフト 想い

 

新型ウィルスに翻弄され続けた2020年の師走。

 

病気になってしまう恐怖や不安はもちろんですが「普段の生活ができないもどかしさ」が一番しんどく感じています。「普段の生活が戻ってこないのではないか?」という不安感が大きいです。

 

春にも言いましたが「日常が一番」。

普通の暮らし、普段の生活が戻ってきてほしいと、春よりもより強く願ってやみません。

 

自粛も、対策も、需要喚起も「日常」ではありません。

 

モトクラシーギフトは、

・誰も無理をしないで作られている

・公金が投入されていない

・価格が定まっている

・普段使いできる

 

こんな普通の特徴(?)を持っていることも知っていただければ嬉しいです。

 

クリックすると、モトクラシーギフトのページへ移動します
クリックすると、モトクラシーギフトのページへ移動します

 

 

私たちが唯一行う割引サービスは「地元割り」

地元の人に優先権があって然るべき。まずは「地元」からです。

 

 

 

 


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