命も生活も守るため、モトクラシーは暫くの間、完全休業することといたします。東京・札幌といった都市圏の方だけでなく、旭川市近郊の皆様にも、『STAY HOME』を心からお願いいたします。
まずは5/10(日)まで
とにかく仕事がありません。
もちろん仕事ができません。
なにより仕事より大切なことがあります。
私たちからお願いすることではないのかもしれませんが、暫くの『STAY HOME』にご協力いただきたく、心からお願い申し上げます。
観光業界だけが深刻でないことは重々承知。
でも、社会や経済はどこかでつながっています。
この苦しみや不安感が、今は安全な人たちに広がらないことを願う次第です。
完全な終息が、いつ・何をもって・どうやって宣言されるのか全く見通しがたちません。
それでも、私たちにできることは感染拡大をおこさないことに尽きると思います。
最低でも感染縮小傾向にベクトルが向かわなければ、私たちの活動を再開できることはないでしょう。
同様の環境、条件に縛られている人は数多くいると思いますので、私たちも、そんな誰かのお役に立つため、否、ご迷惑をおかけしないためにも、明日、5月1日(金)から5月10日(日)までは完全休業することといたしました。
その先も、状況を見ながらにはなりますが、交代での勤務になることと思います。
ポストコロナとツーリズム
感染拡大中にも関わらず、終息後のV字回復を図る事業の話題を散見するこの頃。
前向きであることは必要だと思いますが、優先度は決して高くないのでは?と考えています。
特に、観光業界だけに限定してお話すれば、受けたダメージを一気に取り戻す政策は是非ともやめていただきたい。
従来の観光政策、従来の観光業手法、そもそもの観光振興目的。
それら全てがコロナウィルスによって、ほぼ崩壊してしまったのです。
少なくとも私はそう考えています。
前向きに考えるべきはポストコロナ時代に求められるツーリズムのあり方であって、従来の観光業を復興させることではありません。
そして、それらは時間をかけて丁寧に行っていくべきことです。
最悪のシナリオは、急激なV字回復政策によるオーバーツーリズム。
そして、偶然の結果として、再感染の拡大。
これをやってしまうと、今後長きにわたり、ツーリズム業界は世間から不要とされることでしょう。
繰り返します。
時間をかけて、丁寧にツーリズムのあり方、必要性を構築していきましょう。
短期的な利益はもちろん欲しいです。このまま0が続けばプロジェクトは終了します。
それでも、いつか0になってしまうリスクを孕む事業展開は選択できません。
モトクラシーは従来の観光業から卒業することをここに小さく宣言します。
そして、これから必要とされるツーリズム業の構築に向けて、私たちにできることから、コツコツと長期視点で積み上げて参ります。
ご理解・ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。
しつこいようですが「STAY HOME」
それでは私たちは外出自粛の10連休に入らせていただきます。
旅行や外出の予定が立てられない長期休暇は辛いものですね。
考えたり、学んだり、悩んだりしようと思います。
5月はもちろん、今年中に状況が一気に解決することは期待しておりません。
ただ、半年後にモトクラシーが元気に活動できていれば、それは新たなツーリズムを始めているということ。
そうなっていて欲しいですし、そうならなければ生き残れません。
正念場です。
変革の機会です。
そして勝負の年となりそうです。
全てが白紙
白紙は描き放題だから嫌いではありません
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