深川市の印象を聞かれた時（失礼ながら）「特段これといった印象はない」と答えていました。

なぜなら、数年前。私（オガワ）がまだ社会人経験も浅く、車の運転にようやく慣れてきた頃のこと。

深川市の友人へ会いに行ったときのお話です。

深川市は隣町なのに、初めまして。私としてはちょっとした小旅行感覚。友人にどこか寄れるところはないか問うてみました。

すると、友人からは「深川何もないよ?」という軽い一言。

これは、数年前。私が地元旭川市に対して思っていた感情と全く一緒でして。。。

地元に住んでいるからこそ興味関心が薄れてしまうのか。もはや「何もない」という思い込みに。

実際のところ、深川市は旭川市から車で片道40分。JRなら1駅で着いてしまいます。

実際のところ、深川市は食と人の宝庫でございました。

今回は、濃厚でヘルシーなギリシャヨーグルトをいただける「ギリシャヨーグルト専門店  F」さんをご紹介します。※以下、Fヨーグルトさんとお呼びします。

友人よ、深川市には素敵な場所がありましたよ。 

旭川市から国道257号線を札幌方面へ。

神居古潭を越え、まっすぐ進み続けると、右手側に道の駅「ライスランドふかがわ」が見えてきます。休日の駐車場はほぼ満車。沢山の人が訪れる人気の道の駅です。

道の駅の魅力も語り尽くせませんが、本題のFヨーグルトさんは、左手側。同じ交差点で深川インター方面へお進みくださいね。

ここからの道なりは私の語彙力では到底伝えられないため、最下部のマップからご確認ください。目指すは森や果樹園を抜けた先の先。長閑な英国雰囲気ただようイルムの丘です。 

レンガ調で英国の可愛い女の子が住んでそうな佇まい。そのお店が「Fヨーグルト」ですよ。

店名にもある通り、Fヨーグルトさんはギリシャヨーグルト専門店。

ここ数年「ギリシャヨーグルト」という言葉をよく耳にするようになってきました。

健康や美容を意識しているヘルシー志向の方々には、とても魅力的なものなのだとか。

はて、どうしてこんなにも人気なのでしょう？

教えてくれたのは、Fヨーグルト代表の本田さん。

砂川に本店がある「お菓子のほんだ」の社長さんでもある方です。

本田さんはNYを訪れた際、はじめてギリシャヨーグルトを口にしたとのこと。

そして、こんなにも美味しいヨーグルトがあるのかと、感激したそうです。

さらに、お菓子のほんだを語る上で、欠かせないのがアップルパイ。

先代の頃から日本一のアップルパイを目指し、試行錯誤を重ねた結果、パイ生地に水を使わず、ヨーグルトを練りこんで作るようになったのだそうです。それから、コク・食感・風味に欠かせない素材の一つになったんですって。

本田さんにとって、ヨーグルトは切っても切り離せない存在なのですね。 

はて、なんの話でしたっけ？

どうして、ギリシャヨーグルトが巷で人気なのか？という話でしたね。

ギリシャヨーグルトは、伝統の水切り製法で余分な水分を取り除くため、一般的なヨーグルトよりも、高たんぱく質で乳酸菌も豊富。

畳み掛けるように失礼しますが、Fヨーグルトさんは、24時間圧力をかけずにヨーグルトの水分を半分以上抜いているので、1キロのヨーグルトから僅か450gしか作れないのだとか！ 

 水分量が圧倒的に違うので、濃厚でクリーミーな味わいになるのですね。

丁寧に作られているFさんのギリシャヨーグルトに感服です…！

ヨーグルトなのに見た目ずっしり。スプーンですくってみると、クリームのようにツノがたちます。

一口食べてみれば、ヨーグルトよりか、クリームチーズを食べている時に近い感覚。

正直にお伝えすると、最初に食べたときは、食べ慣れているヨーグルトよりずっと濃厚で濃密なので、すぐには受け入れられませんでした。

でも、なんででしょう。興味を惹かれ、また食べてみたくなってしまうのですよね。

私は思い切って1200ｇ入りのヨーグルトを購入し、毎朝食べ続けてみました。

どんどんどんどん食べやすくなってきて、あれ今日はなんだか美味しいかも？と気づいたときにはハマっていました。

ちなみに、最近の私は市販のチョコフルグラをかけて食べるのがお好みです。

今年からお店の一角に新設されたコーナー。

その名も「地域のいいもの販売所。」

ココにしかないものの「価値」を大切に伝えてくれるラインナップ。

多くは空知管内、たまに上川管内のいいものが集められています。

お米からドレッシングから切干大根まで種類豊富。ちょっとしたお土産にもおススメ。

地域との繋がりを大切にしているFヨーグルトさんならではの企画ですね。

これからは食品以外の商品も増えていくそうですよ。

モトクラシーもいつも大切に置いてくれていて感謝感謝です。

私がお仕事で最初に訪れた深川のお店がFヨーグルトさんでした。

地域の印象って最初に関わった人に大きく左右されますよね。

定員さんと距離が近く丁寧に接していただけるのも、Fヨーグルトに惹きつけられる魅力の一つなのかもしれません。 

訪れる度に、新しい試みを始めているFヨーグルトさんにワクワク。

みなさまもFヨーグルトの沼に少しずつハマっていってくださいな。

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