シリーズ『モトクラシーレポート』Vol.2。大雪山の麓にあるお洒落タウン・東川町ではじまっている、手軽な二次交通サービス「シェアサイクル」について。
東川町 シェアサイクルはじまってます
爽やかな風を全身で受けながら、どこまでも続くまっすぐな道を自転車で駆け下りる。
自然とゆずのあの名曲が脳内に流れてくるような、そんな夏の一場面。
少しでも、「体験してみたい…!」と思ったそこのあなた。
東川町に来れば、その願い、叶います。
― 東川町、シェアサイクルはじまってます
2019年6月1日~10月14日の期間中、東川町とコギコギ株式会社がタッグを組んで、シェアサイクルの実証実験を行います。
既に新聞やネットニュースなど、様々なメディアで報道されているので、ご存知の方も結構いらっしゃるのでは?
もしかすると、もう実際に乗ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
体験済みの方は、とっくにその便利さをご存知だと思います。
本コラムはささーっと読み飛ばして、空いた時間でまたシェアサイクルを乗り回しちゃってくださいな。
未体験の方は、ちょっとお付き合いいただけると嬉しいです。
シェアサイクル導入の目的
そもそもですが、なぜ東川町でシェアサイクルがはじまったのでしょうか。
今回シェアサイクルの実証実験を行う目的として、東川町は以下2点を挙げています。
① 地域間の移動に伴って発生する経済効果の測定
② 観光客の二次交通補完
①の経済効果については町側にて計測していただくとして、このコラムを読んでいる方に関係があるのは②「観光客の二次交通補完」ですね。
ん?ちょっと聞き慣れない言葉が出てきました。
「二次交通」ってなんでしょうか?
調べてみると、
「拠点となる空港や鉄道の駅から、観光地までの交通のこと」
なんだとか。
旭川空港から羽田空港へ飛行機で移動して、そこからスカイツリーを見に行くために乗る「京浜急行(鉄道)」や「モノレール」、「シャトルバス」等がこれにあたります。
現在、旭川空港や旭川駅からは各地へ路線バスが出ているため、観光地までの足がないわけではありません。
ただ、当たり前ですが、路線バスは決まった時間に、かつ、バス停があるところでしか乗降車できません。
皆さんが出かけたい!と思うときに、いつもバスが来るとは限りません。
ちょっと気になるカフェや雑貨屋さんがあるけれど、バス停からはちょっと距離があるかもしれません。
もちろん、風を受けながら颯爽と坂道を下り降りることもできません。
そこを補完してくれるのが、今回のシェアサイクルです。
シェアサイクルの使い方
ポート(駐輪場)は、旭川市、東神楽町、東川町内に7ヶ所あり、計30台の自転車が用意されています(2019年6月時点)。
使い方もとても簡単。
少々面倒なのは、アプリをスマートフォンにインストールして、アカウント登録をするところくらいでしょうか。
登録してしまえば、借りる、途中で施錠したロックを解除する、返却する、全てスマートフォンで操作することができます。
いざ 実践!
脚力に自信がない方もご安心を。
電動自転車なので、坂道も座ったままでラクラクこいで上ることができます。
私・カワノは今回初めて電動自転車なるものに乗り、坂道を何度も駆け上がったり、ちゃみせさんのおにぎりめがけて全力疾走したりしてみました。
翌日の筋肉痛を少々心配しておりましたが、電動アシストのおかげで全くならず。
大変便利な交通手段だと、実感いたしました。
初夏の北海道は、サイクリングにちょうどよい季節。
現在は実証実験中ということもあり、お値段もお手ごろですよ。
是非この機会にお試しあれー!
電動アシストに頼らずとも、坂道を駆け上がれる脚力をつけるべく、ランニング・筋トレを頑張ろう!
と、思います。
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