旭川の冬を楽しむ新コンテンツ「氷点サウナ」について、その発端から実際に旭川で実施するまでの経緯をご紹介!今回は、そもそもなぜ旭川でサウナをやろうと思ったか、そのきっかけまでをお話しします。
旭川の新コンテンツ「氷点サウナ」について
2019年も残すところあと3日。今年のモトクラシーの投稿はこれが最後でございます。
前回、ハヤシが新ブランド「旭川ひがえり旅行」についてお知らせしましたが、今回は私(カワノ)から新コンテンツ「氷点サウナ」のご紹介です。
なぜ旭川でサウナをやることになったのか??
そのいきさつについて、きっかけから実際にサウナを持ってくるまで、記録も兼ねてコラムを書きました。
思いのほか前段が長くなり量が膨大になってしまったので、何回かに分けてお届けします。
「氷点サウナ」のきっかけ
どういう流れかは忘れましたが、なぜか私が今年の2月にフィンランドへ旅行に行ったときの話になりました。
以下、こんな話を2人にしたはず…
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ヘルシンキで滞在したときに部屋に泊まらせてくれた、フィンランド人の女の子がとても親切だったんです。
数日間泊まらせてくれただけでなく、ポルヴォーという可愛い片田舎へひがえり旅行に行ったり、次に行く予定だったタンペレに住んでいるという友達を紹介してくれたり、本当に彼女のお陰でフィンランドが大好きになりました。
それに、何を隠そう、そんな彼女がヘルシンキの郊外にあるパブリックサウナへ連れて行ってくれたことが、今回の「氷点サウナ」のきっかけだったんです。
真冬のフィンランドでサウナ体験
フィンランドの人口は540万人ほどですが、サウナは300万以上あるんだとか。
全国民が同時にサウナに入ることができてしまうほどのサウナ大国ですね。
ここで正直に申し上げると、私はサウナが嫌いです。
暑すぎて息ができないし、頭はくらくらするし、水風呂は冷たいし。
何がよくてサウナに入っているのか、全くわかりませんでした。
ただ、折角サウナの国フィンランドに来たのだから、記念として入っておこうかと思い彼女についていってみました。
するとそこには、こぢんまりとした可愛らしいログハウスが。
サウナは海のほとりにあり、海の表面は氷が張っていました。
そして、なぜかサウナの側には海へ下りる階段が。
少々戸惑いましたが、まずはサウナです。
若い女性からおばあちゃんまで、いろんな年齢の女性が素っ裸でところ狭しと座っている空間に一歩足を踏み入れると、湿度の高い柔らかな熱が身を包みます。
私の知っているサウナとは全く違うサウナがそこにはありました。
呼吸をするごとに気持ちが落ち着き、誰かが熱された石に水をかける(いわゆる「ロウリュ」ですね)と、ジュっと熱気が高まります。
その熱気もとげとげしいものではなく、なんというか、まるく優しいのです。
十分に温まった後は、そう。凍り付いた海で火照った体を冷ますわけです。
ぶっちゃけ正気の沙汰ではないと思いましたし、1回目のトライでは外気で十分に冷めてしまい、くるぶしまで浸かることしかできませんでした。
ただ、ここで引き下がると女が廃ると自分を鼓舞し、よりじっくり温まり、再トライ。
友達に励まされながら、どうにか肩まで海水に浸かり、10秒そのまま。
友達からOKサインが出たので、がばっと海から上がると、血液が体中を一気に巡ったように感じ、それはまるで何万本もの細い針で体中を刺されたかのような感覚でした。
それはもう、快感以外のなにものでもありません。
結局もう1ラウンドやって、夜も遅かったので、後ろ髪をひかれながらサウナを後にしました。
あー、また入りたい!
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再び9C
…長くなりましたが、こんなような話を9Cのバーでしたところ、「そんなにイイものなら、それを体験コンテンツにして、自分の仕事にしちゃえばいいじゃない」と上司のハヤシ。
前述のとおり、この話をしたのは5月頃。
そこから、東京でけん引できるフィンランド式サウナを売っているらしいという情報を得るや否や、「とにもかくにも見に行こう!」と、いつもの3人で仲良く東京出張したのが9月のこと。
「思い立ったが吉日」「急がば回れ」「時は金なり」がモトクラシー流だそうです…
フィンランド式サウナに入ったことがなかったハヤシとオガワも、とっても気持ちよかったようで、「これ、買おう!」ということでどんどん話が盛り上がっていったのでした。
… … … …
今回はここまで!
このコラムが誰かにとっておもしろいのか不安ですが、来年に続きます~
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