シリーズ『お買い物したい』Vol.16。旭川平和通買物公園7条緑道に新たな雑貨屋さんができました。手しごとの繊細さと温かさ感じる「708号室」さんについて。心躍る出会いをお楽しみください。
本日は、タイトルにもありますように雑貨屋さんのご紹介をさせていただくのですが、その前に、少しだけ私(オガワ)の話をさせていただけますと幸いです。
どうでもよい方は、すっとばしてくださいませ。
私は、雑貨やアクセサリー、洋服が大好きです。
思い返せば、小さい頃から好きでしたね。
表現がとても難しいのですが、お買い物できるウキウキと、新しいものに出会えるワクワクと、お目当てのものに出会えた時に心がギュンとなるのが、楽しくて仕方ありません。
そのくせ、片付けられない子だったので、よくおばあちゃんに怒られたものです。
小学生の頃は、サン宝石のアクセサリーカタログに目を輝かせ、少ないお小遣いでやりくりしていました。その頃、私の中でディズニーキャラクターのスティッチがブームだったことも覚えています。懐かしい。
高校生の頃は、とにかく流行りをいち早く察知し、アルバイトを頑張ったご褒美を買うことが楽しかったです。
社会人になった今は、自分に似合うものや、デザインが素敵なもの、長く使えるもの、手しごとの温もりと繊細さが感じられるものに、興味や関心が湧くようになりました。
今回は、そんな私の心をくすぐりにくすぐってくれるセレクトショップ、「708号室」さんをご紹介いたします。
毎度お馴染み7条緑道
モトクラシーでは、度々紹介してきた7条緑道。
どうして、この地区にはこんなにも素敵なお店が集まるのでしょうか。
さらに言うなれば、どうしてこんなに素敵な方々が揃うのでしょうか。
毎度突然やってくる私たちを優しく受け入れてくださる皆さまには、感謝しかありません。(深々)
誰もが誰かを気遣い思いやり、忙しいはずなのにそれを感じさせず、ゆったりとした時間が流れている不思議な空間。
「そんな7条緑道だからこそ、お店を開くことを決めた」と教えてくれたのは、柔らかい笑顔が素敵な708号室の店主、蜂須賀さん。
今708号室がある場所は、長年、ご夫婦が洋品店を営んでいたんだそうです。
そのご夫婦もご年配になり、店舗経営から引退されることに。
そこで継承者として選ばれたのが、元々仲良くされていた蜂須賀さん。
蜂須賀さんもちょうど前の職場を離れる時期だったため、ご縁とタイミングを生かし、2021年7月に708号室をOPENしました。
学生時代は、工芸やデザインを学んでいたそうで、
お店の内装も看板もロゴも蜂須賀さんが手掛けたとのこと。
センスの塊、蜂須賀さんがセレクトした雑貨たちが並ぶショップ。
それが、708号室なのです。
手しごとの温もりと繊細さ
ひとまず、こちらの写真をご覧ください。
見てください。この繊細なかわいさ。私の語彙力ではかわいい以外の表現が思いつかないのが悔しいくらい、かわいい。
この髪飾りは、植物金工作家の方が作られたもの。植物からデザインを起こし、ひとつひとつ手作りされたアクセサリーです。
どれにしようか悩みに悩みまくって(実際1時間くらい悩んだかもしれません)決めました。普段の私を、大人っぽく見せてくれるのです。
こちらは、スタッフカワノからの贈り物。
まるっこいころんとした花瓶。
容易く想像がつくかと思いますが、これにお花をいれてみると、あーらかわいいこと。
花瓶って意外に家にありませんよね。こういう風にプレゼントでもらえると、花を飾るきっかけにもなるので嬉しいものです。週末はスーパーとセットで、お花屋さんに立ち寄るのが私の日常になりました。
そのほかにも、あみかごや藍染の服、ハンドメイド道具など。
一ヶ月ごとに、企画展も行っているので、新たな雑貨を求めて何度も足を運んでみたくなります。
ちなみに先ほど紹介したアクセサリーは、2021年7月企画展のもの。
普段お目にかかることができない手しごと品たちに、708号室で出会えちゃいますよ。
ワタシの暮らし
私の暮らしが少しずつ良いものに囲まれて、心地よくなっていくのが楽しいです。
何から何まで良いものに囲まれて暮らしていけたら理想なのかもしれませんが、それが全てだとも思いません。私も某大手インテリア用品店でよくお買い物をしますし、その時間も楽しいです。
でも、いいものをちょこっとずつ集めていく楽しみも知りました。
そんな暮らしが旭川でできることを、少しでも届けられたらいいなと思うこの頃。
暮らしの豊かさと心地よさを求めて。
蜂須賀さんのいる708号室へ足を運んでみてくださいな。

欲しい衝動を抑えるのが大変です。
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