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大雪窯 -旭川市-

旭川にもある“嵐山”でキャンプを愛する窯元と陶芸体験。旭川でモノづくり体験をしたければ、作品も空間も自然環境も登場人物も素敵な「大雪窯」がおススメ!

手作りの陶器

旭川にある「嵐山」

 

旭川市を一望できる嵐山。その麓に“北の嵐山”というクリエイターが集う地域があります。

 

北の嵐山は、いわゆる観光地ではありません。 一般の住宅街の中に作家さんが普通に住んでいるという、日本でも珍しいエリアなのです。ある作家さん曰く“静かな賑わい”を目指しているとのこと。観光客に押し寄せてほしいわけではない。かと言って、誰も来ないのは少し寂しい。

 

そんなちょっと不思議な空間にある嵐山で、これまたちょっと変わった陶芸家さんと出会える場所が“大雪窯”です。

 

大雪窯の外観

大雪窯の優しい陶芸家

 

誠に勝手な思い込みと妄想なのですが、“陶芸家”と聞いてイメージしていたのは、ちょっと癖があって、お堅い人というもの。果たして旭川にいる陶芸家さんはどんな人なのか?初めてお会いに行った日の緊張感は今でもよく覚えています。

 

 

大雪窯三代目 板東光太郎

大雪窯三代目 坂東光太郎

 

Σ( ̄。 ̄ノ)ノ おっと


柔らかいことこの上ありませんでした(笑)いつも遊び心を持った笑顔で迎えてくれるのです。この方、実にアウトドア派。家族でキャンプをすることが楽しみの一つだそうだ。観光や体験の相談をしに行ったはずが、いつもテントやBBQの話になってしまうのです。また、私も嫌いでないから、ついつい盛り上がってしまい、気が付けばあっという間に2時間が経ったりします (^^;

 

アウトドア好きで陶芸にも興味があるという方は、迷わず大雪窯に行くことをおススメします。

 

 

いざ 陶芸体験

さてさて、そんな板東さんと行う陶芸体験。幼稚園児でもすることができる初心者大歓迎の体験です。背の高い器は難しいので大人向き。子どもは一生懸命平らにして、お皿を作りましょう。この写真だけだとソバ打ち体験みたいですね。

 

手びねりの作成風景

 

もちろん本格的なロクロ造形に挑戦することも可能。参加者同士のんびりとお喋りも楽しみながら、1時間から1時間半程度で作品が完成します。途中、名人の技も見られますのでお楽しみに。

 

ロクロ

北海道の自然に包まれながら

作陶スペースは陽光が降り注ぐ、とっても明るい素敵な空間です。作陶中、ずっと板東さんが褒めてくれるのもおススメポイント。

 

板東さん曰く、陶芸は誰でも気軽に始められることが良い所。そして、はまり出すとその先がと~っても深い。答えも完成もないから、ずっと長く楽しめる趣味になるんだそうな。なるほどなるほど。

 

出来上がった陶器は大雪窯さんで焼き上げ、1、2ヶ月でみなさまのお手元に届けられます。作品と共に思い出も届きますのでお楽しみに。

 

ロクロと成形した陶器

 

学生時代を東京で過ごしたという板東さん。嵐山の見え方が、北海道に戻ってから変わったそうだ。大好きな景色は新緑のグラデーション。あの色は北海道の色ですよね、との言葉がとても印象的でした。

 

手作りの陶器と嵐山の風景

 

お店もお庭も作業場も。作品はもちろん、人柄も素敵な大雪窯のみなさま。

 

京都とは違う“嵐山”を満喫していってください。

 


 

(2019/8/1 カワノ追記)

先日スタッフ・カワノが札幌の友人と作った陶器が完成しました。

 

コーヒーカップとソーサー
爽やかな青が綺麗です
湯のみ
焼く前より一回り小さくて、可愛いフォルムになりました。
湯のみ
いつのまにか裏に名前が彫られていました

 

 

1枚目が、友人が作ったコーヒーカップとソーサー。

 

2枚目・3枚目が、カワノが作った湯のみ2個です。

 

どちらも青系の釉薬ですが、微妙に種類が違うのがわかりますでしょうか?

 

友人は届いたのが嬉しくて、早速コーヒーを飲んだとのこと。

 

私も早く美味しいお茶を飲みたいです…! 

 


 

 

手びねりでは、薄さが大事!

不器用さんはちょっと苦労しまっせ!


- Shop Information -
大雪窯の外観

大雪窯

〒070-0822 旭川市旭岡2丁目9 Google map

営業時間:9:30~17:00(不定休)

TEL:0166-51-1972

P:有

公式HPはコチラ

 

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