美瑛の奥で古道具を扱うお店
旭川市のお隣の町、美瑛町。
青い池、なだらかな丘、一面のお花畑。
美瑛といえばで思い描くイメージを上げてみました。
観光スポットとしても人気の高い町ですが、美瑛の魅力は風景にとどまりません。
美瑛の良さはお店にあり。
美瑛のへき地で、古材や古道具を引き取ったり販売している「アンタラボ」さん。
地元では珍しい取り組みをしている面白いお店です。
DIYキット
こちらのキットで、ミニサインボードが作れます。
キットの中身は、スタンド、古材、古材をスタンドに固定する釘、フック、スタンドを固定する麻ひもが入っていますよ。
アンタラボさんの面白いところは、古材を使うところ。
美瑛近郊の納屋などを解体する時に引き取ったヴィンテージ材を使用します。
完成形はこちら。
そこにあるだけで、お部屋の雰囲気をシックにしてくれますよ。
新しい木材では出せない表情がとてもいいのです。
自然のものなので、緑との相性も抜群なのです。
作り方はとっても簡単。
スタンドに古材を固定して、麻ひもでスタンド固定するだけ。
不器用な私でもすぐに出来そうです。
因みに、古材は縦でも横でも固定することができますよ。
文字を書いたり貼ったりしてウェルカムボードとして使用したり、フックをつけて、鍵やアクセサリースタンドして活用したり。
写真を貼ったりするのもお洒落ですね。
古材をレスキュー
アンタラボを運営しているのは、旭川で建築や内装デザインを手掛けている「デザイントーク」さん。
お店を始めたきっかけは、建築のお仕事をしていく中で、半端な材や、現場でまだ使えるのにゴミになってしまう材を活用したい、もったいないという想いからだそうです。
大切にしていることは、モノを循環(annta)させること。
主に地元の方から、今は使われていない家具や、古道具、古材などを引き取って(レスキュー)います。
引き取ったものは、次の方へ向けて、メンテナンス。
お店を始めて間もないのですが、モノを大切に扱ってくれる評判が広がり、引き合いが生まれています。
最近、カフェなどのお店でアンタラボさんの商品をお見かけすることが多く、この方の手に渡ったんだなと、しみじみ。
古道具の味わい深さが、お店に落ち着きを与えるのかも。
古き良きものとの出会いを楽しみ、懐かしんでくださいね。
美瑛の小学校を再活用
ぜひ、アンタラボさんの商品を見たい方はお店へ足を運んでくださいな。
場所は美瑛の五稜。旧五稜小学校をお店として再活用しています。
結構美瑛の奥にありますので、合っているのか不安になるかと思いますが、どんどん進んでください。
素敵な空間のお店が待っていますよ。
明るい店内で、所狭しと商品が並んでいます。
小学校の懐かしさと古道具たちの雰囲気がとてもマッチしていて、見ていて飽きません。
アンタラボさんの良さはとどまらず。スタッフさんも素敵です。
商品たちがどこからやってきたモノなのか丁寧にご説明してくれますし、美味しいお店など他愛もないお話もしてくれて嬉しいです。
専属の職人さんがいるので、定期的に古材を使ったワークショップも開催しています。
いつも古材を組み合わせたテーブルが素敵だなぁと。
体験の内容によってはお子さんからの参加もOKですよ。
捨てる以外の選択肢をくれるアンタラボさん。とても貴重なお店です。
2023/12
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内容量
古材4枚、組立済フレーム1台、飾り釘8本、フック2個、麻ひも1本
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サイズ
幅18cm×高さ25cm×厚さ6cm
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素材
古材(主にマツなどの針葉樹)、無塗装
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重量
約600g
【ご注意】
天商品の特性上、剥げ・小キズ・小さな欠け、隙・傾き・ガタつき等がございます。アンティークな雰囲気を楽しむ商品としてご理解のうえ引き換えをお願いいたします。
Antaa Lab(美瑛町)
美瑛町五稜第五
営業時間/10:00~17:00
公式HP/https://antaa-lab.com/
編集部 オガワ
モトクラシーを知って、突撃訪問していただいたことに感謝です。