シリーズ『見たい知りたいお土産買いたい』Vol.3。地域のお醤油さんだからこそできることを仕掛け、今日も伝統の味を食卓へ届けている「日本醤油工業」さんについて。
旭川で最も歴史のある「日本醤油工業株式会社」。
旭川駅から車で5分。自転車で10分。徒歩で15分。
今回は、旭川市内にある、古き良きあたたかいお醤油屋さんをご紹介いたします。
旭川中心部から近く
日本醤油工業は、昭和19年創業の老舗お醤油屋さん。旭川市内中心部から1条通を西側へ進めば、左手側に見えてくる木造の建物です。歴史を存分に感じられる建物なので、すぐにわかるはず。
建物に近づくと、お醤油の少しツンとする香りがダイレクトに感じられます。
建物正面から見て左側に事務所、右側に直売店と分かれており、普段は直売店のみ訪れることができます。
事務所奥には運び作業に使われていたトロッコのレールや、とっても大きな木の樽などが当時のまま残されており、昭和の雰囲気が感じられます。
ちなみに、私(オガワ)が通っていた高校のすぐ近くでもあり、学生時代は日本醤油工業の前を通って登校するのが日常でした。
たくさんのコラボ商品
キッコーニホンのブランドが有名な日本醤油工業ですが、地域の美味しいものを生かした商品開発も行っています。
その数、200種類以上(プライベートブランドというらしい)。
中でも私のお気に入りは「ピクルスになるんで酢」。こちらは美瑛選果とのコラボ商品です。
私、お漬物大好きでして。野菜を切って漬けるだけで美味しいピクルスが作れてしまいます。
モトクラシースタッフ一同のイチオシは「ぴっぷ小ねぎ醤油」。ぴっぷ町産の越冬小ねぎを使用した商品です。
普通のお醤油と何が違うの?と聞かれれば、お醤油の酸味?もありつつ小ねぎの香ばしさがあることでしょうか。たまごかけご飯にかけると甘味が出て相性抜群です。
少しお話がそれてしまいますが、日本醤油工業をご紹介するにあたり、総務部長である鈴木さんの存在は欠かせません。
モトクラシー企画「美瑛川ラフティング」に参加してくださったことがきっかけで鈴木さんと出会えることができました。(ラフティングの記事はこちら)
鈴木さんのお話は本当におもしろいですよ。まるで落語家のように話をしてくれるため、打合せの時には必ず1回は大笑いが生まれます。
そんな、鈴木さんイチオシの商品は「雲丹(うに)醤油」。販売する度に完売を繰り返しているというヒット商品です。
テイスティングさせていただきましたが、濃厚なウニの味と香りがお醤油とよく合います。
こちらもたまごかけご飯にぴったりとのこと。試された方は是非私へ感想の声をお届けください。ウニ好きの方へのお土産にもおススメですよ♪
イベントも開催
日本醤油工業は、お客様への感謝を込めて、4月・7月・10月にイベントを開催しています。
特別価格で様々なお醤油が買えてしまうのも魅力の一つですが、普段は見られない工場の中を見学できたり、高校生と開発した新商品を販売していたり、「しょうゆのいろは」を学べたり、盛りだくさんなイベントです。
秋にはおでんの販売や、社員みなさんで仮装まで…!
地域のお店だからできることを仕掛けている素敵なお醤油屋さん、「日本醤油工業」。
旭川の街中からも近いので、是非訪れてみてください(´▽`*)

雲丹醤油、たまごかけご飯にかけてみました!
たまごのまろやかさと雲丹の濃厚さがマッチ(o^―^o)
パスタにかけても美味しそう♪
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