シリーズ『美味しいものたべたい』Vol.12。美瑛は青い池だけじゃない。街中で具だくさんなサンドイッチが楽しめる「スイノカゴ/喫茶 木と星」さんについて。
ノープラン旅の強い味方 美瑛
「今度旭川に遊びに行くね」
と友達からLINEが。
「りょうかい!どこか行きたいところある?」
お決まりのようにこう返すと、結構な確率でこう来ます。
「動物園は行ったことあるし、特にない笑」
私に会いに来てくれるのは嬉しいですし、ドライバーになることは全く問題ないのですが、ノープランで回るのはいささか気が進みません。
どこに行こうか考える時に、行先候補としてすっと手を挙げてくれる心強い味方。
それが美瑛です。
今回は、美瑛の美味しさが詰まったサンドイッチにかぶりつくもよし、キラキラした小物たちを存分に愛でるもよし、街中にある小さなお店「スイノカゴ/喫茶 木と星」さんをご紹介します。
街中も見てこそ楽しめる美瑛
美瑛と言えば、誰しもが思い浮かべるのが「青い池」でしょう。
青い池を目的地にして札幌から車で行くと、通らないかもしれません。
旭川から車で行くと、通り過ぎてしまうだけかもしれません。
でも、青い池に行っただけで「美瑛に行った」と言ってしまうのは大変もったいない。
私が案内役で、かつ、相手がもし女性なら、絶対にお連れする場所が美瑛の街中にあります。
美瑛町のメインストリート、とでも言うのでしょうか。
美瑛町本通り周辺には、三角屋根の可愛らしい家が立ち並び、少々異国情緒ある街並みが広がります。
やはり、街並みは歩いて見るのが一番。
美瑛駅か、道の駅「丘のくら」に車を停めて、ちょっと散歩しましょう。
北東の方角にちょっと歩くと右手に見えてくる、ひときわ愛らしいたたずまいのお店がスイノカゴです。
元々は店主の崎山さんが白樺の皮から作った雑貨を販売するお店で、食べ物の販売はされていなかったんだとか。
来たはいいけどお目当ての雑貨がない。
連れてこられたけどそもそも雑貨に興味がない。
そんなお客さんにも楽しんでもらえるように、サンドイッチやコーヒーも提供するようになりました。
スイノカゴのサンドイッチ
スイノカゴで作られるサンドイッチは、ベトナムのサンドイッチである「バインミー」。
見た目はフランスパンそのものですが、米粉が入っているので、フランスパンよりも柔らか軽やか、もちもちした食感です。
「なるべく美瑛産のものを」
そんな想いの下作られたサンドイッチの中には、美瑛の恵がぎゅっと詰められています。
具だくさんなので、女性はもちろん、男性のお昼ご飯としても申し分ございません。
コーヒーやスープをお供にするのもオススメですよ。
店内は、崎山さんがセレクトした様々な作家さんの作品が並ぶ展示室と、イートインができるスペースからなっています。
かごやお盆といった白樺関連の作品をはじめ、陶器やアクセサリーなどなどが所狭しと並んでいて、心ゆくまで目の保養をして行ってくださいね。
また美瑛へドライブをしに
今度友達が来るときも、きっと私の足は美瑛に向いて、きっとスイノカゴに行ってしまうと思います。
それくらい、そこにいる人も、食べ物も、作品も、空間も魅力的なのです。
1日でも早く、堂々とドライブをして美瑛に行ける日が来ますように!
家に数多あるピアスのうち、スイノカゴさんで買った子が最近のお気に入りです。
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