シリーズ『美味しいものたべたい』Vol.7。自宅でもない、職場でもない、日常に寄り添ってくれる第三の場所が東神楽町にできました。「cafe & food SHIGEBAR(シゲバル)」さんについて。
東神楽町にできた くつろげるカフェ
ドライフラワーやスタイリッシュなペンダントライト。大人可愛い店内は、お洒落だけど敷居は高くなくて、ほっと落ち着く。
今回は、そんな雰囲気のよい空間で、サックサクのとんかつが主役のカレーに舌鼓を打ったり、コーヒー片手にのんびりしたり、夜遅くまでお酒を嗜んだりできる東神楽町のお店「cafe & food SHIGEBAR(シゲバル)」さんをご紹介します。
cafe & food SHIGEBAR(シゲバル)の生い立ち
旭川市内から旭川空港方面に車で30分ほど。
東神楽町の中心部にある一軒家が、今回お目当てのお店「シゲバル」です。
「シゲバル」という店名の由来になっているのが、店主の小島茂(こじま しげる)さん。
大阪出身の奈良育ちの小島さん。
全国いろんな所で仕事をされ、札幌で子育てを終えた後に「札幌を出よう!」と道内で地域おこし協力隊の募集を探されたそうです。
様々な地域の募集の内、条件とご縁があったことから、東神楽町で協力隊になることに。
東神楽町に移住したはいいけれど、自分が行きたいカフェやバーがない…。
それなら自分で作ってしまおう!
小島さんのそんな想いの下、2019年5月に東神楽町でグランドオープンしたのが「シゲバル」です。
きっとあなたもはまるはず シゲバルの「とんかつカレー」
フリーペーパー「モトクラシー」Vol.3冬号の取材で伺ったのがちょうどランチ時だったので、看板メニューの「とんかつカレー」をいただきました。
一見なかなかにボリューミーで、食欲には自信のある私(カワノ)も完食できるか少々不安でした。
が、一口食べた瞬間、それが杞憂だったことが判明。
5時間じっくり煮込まれた優しい辛さのルーと、サクサクカラッと揚げられたとんかつのコンビネーションに、スプーンが止まらない止まらない。
男子高校生のような食べっぷりで平らげてしまいました。
セットのサラダにかけられたナッツ系のドレッシングも個人的にツボだったので、どこのものなのか小島さんに尋ねたところ、「秘密」とのこと。
自力で探します…!
旭川空港の目と鼻の先に店舗を構える「アイス工房 田村ファーム Clover」さんの牛乳を使ったアイスパフェもとても美味しそうだったので、次回のお楽しみです。
シゲバルでゆっくりして行きましょ
—自宅でもない、職場でもない、第三の場所としてみなさんの日常に寄り添えるお店でありたい。
小島さんが掲げる想いのとおり、店内はまるで「のんびりしていいんだよ」と言われているような、心地よい空間です。
仕事で来た私たちも、ついつい長居してしまいそうでした。
空港の行き来で、素通りしかしてこなかった東神楽町。
思う存分のんびりするために、わざわざ行きたいと思えるようなお店を見つけました。
とんかつカレーが恋しくなってきたので、そろそろ再訪してみたいと思います!

でも、まだ食べたことがない「カツオム」も気になる今日この頃です。

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