モトクラシーギフト　手焼きバウムクーヘン詰め合わせ

高速道路のICを降りてすぐにある、道の駅なら行ったことあるわ。

という方が多そうな地域、深川市。

意外と町中まで行ったことがある方は少ないのではないでしょうか。

JR深川駅のすぐ近くにある、こぢんまりとしたお店「洋菓子工房 北いち輪」さんが今回提案してくれるのは「手焼きバウムクーヘン詰合せ」です。

三十余年生きてきましたから、お菓子の詰合せを見たことは、もちろん何度もございます。

でも、バウムクーヘンがこれでもか！と身を寄せ合った詰合せは、初めて拝見しました。

一つひとつ丁寧に、でも、少しでもたくさん食べてもらえるようにという、作り手の愛を感じる一品です。

こちらのバウムクーヘンは、北いち輪さんの売れ筋商品。

油脂はバターのみを使用し、店主かつ洋菓子職人の佐藤さんが一本焼きのオーブンで焼き上げた、昔ながらのバウムクーヘンです。

植物油脂などを混合せずに、バターのみを用いて焼き上げているので、バター特有の深いコクを感じることができますよ。

今回のギフトでご用意したのは、全３種。

バターとラムの香りが芳醇な「プレーン」、ビタースイートな味「カフェモカ」、ベルガモットの香りが爽やかな「アールグレイ」。

それぞれ風味が全く異なるので、飽きることなく最後まで楽しんでいただけます。

今の時代では珍しく、一本一本丁寧に手焼きしているので、1日に最大40本しか作ることができないのだとか。

そんな貴重なお菓子を、両の手に収まり切らないほど独り占めできる幸せ。

ちょっとした贅沢感を味わいながら、コーヒー×カフェモカ、紅茶×アールグレイなど、お好きな飲み物との組み合わせを探してみるのも、楽しいかもしれませんね。

店主の佐藤さん自身は、大阪のご出身。

元々はSEとして働かれていたんだそうです。

奥さまのご実家であるお菓子屋さんで修行し、親戚のお家があった深川市でお店を始めました。

北いち輪さんで１番有名なのは、もちろんバウムクーヘンですが、お店で販売しているものはそれだけにあらず。

深川市の特産品を作ろうと、深川産の米粉を使い、試行錯誤してできた「北のバターもち」もおススメの一品です。

ひと噛みしてみると、もっちりねっちり。

体験したことのない、言い表すことがなんとも難しい、不思議な食感です。

咀嚼していくと、バターの旨味が口全体に広がります。

プレーンの他に、深川産の「黒米」を活用した味もご用意。

これまた、筆舌に尽くしがたいのですが、コクがあって美味しいので、是非実際に食べてみてくださいね。

そうそう。ショーウィンドウに並ぶケーキも見逃せません。

バウムクーヘン同様、植物性油脂を使用しない純生クリームをまとったケーキは、口どけ滑らか。

冬季限定のガトーショコラは、チョコレート・バター・卵・砂糖というシンプルな材料を使って、コーヒーとよく合う大人の味に仕上がっています。

旭川からなら意外とすぐそこ。

ちょっとしたドライブがてら、どうぞ、お店にも遊びに行ってみて。

深川という地域を愛する佐藤さんご夫婦のお人柄に触れながら、お買い物も楽しんでいただけたら嬉しいです。

2023/12