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第3論 意外と難しい当たり前のこと


結論「嘘をつかない」

 

小学生に伝えるような「当たり前」のことを申してスミマセン。決して学校の先生のように振る舞いたい訳ではありません。しかしながら、本論「嘘をつかない」をローカルツーリズムで徹底することは意外と、否、かなり難しいことなのです。

 

確かに「嘘」という表現はちょっとオーバーかもしれません。悪意を持って「嘘」をつく人はそれ程多くは存在しないでしょう。わざわざ信用を落とすリスクを背負ってまで、本来「嘘」をつく必要性などないからです。

 

その一方で、思ってもいないことを言ったり書いたり、事実以上に良く見せようとしたりする行為は世の中で散見されます。

 

前者は「綺麗事」。

後者は「盛る事」。

 

私は、どちらも無意識の「小さな嘘」だと考えています。悪意はないけれど、作為的な言動の多くを、敢えて「嘘」と表現し、注意するようにしているのです。

 

何故か?

 

「嘘はバレる」からです。これまた学校の先生のような物言いになっていますが、真実だと思っています。嘘は必ずバレ、そして信頼を落とすことに繋がります。思ってもいないことを言ったり、必用以上に良く見せようという行為は、世間から想像以上に嫌われるモノだということも覚えておきましょう。

 

だからこそ、正直に誠実に伝えていくことを常に心掛けていく必要があります。知らないことは「知らない」と。分からないことは「分からない」と答えなければいけません。知ったかぶりも「小さな嘘」の一つです。

 

本当に知っていることを言っているか?本当に聞いたことを伝えているか?本当に思ったことを書いているか?現実以上に素敵に表現していないか?勝手に物語を作っていないか?JAROに通報されないか?などなど、気にし始めたらキリがないことを、とことん気にするように努めてください。

 

嘘はバレます。嘘のない情報は信頼されます。当たり前ですね。その「当たり前」の精度をどれだけ高められるかが、ローカルメディアの分水嶺になるのかもしれません。

 

【代表社員】

林 和寛(はやし かずひろ)

嘘ばっかりのSNSに疲れている人は多いハズ。「モトクラシー」は嘘のないメディアであり続けたいと願っています。

 

【社員からのレビュー】

若生 木ノ葉(わこう このは)

自分の思ったことに誠実に。嘘をつかずに伝えたいです。そのうえで、皆さんに素敵だなぁ。と思ってもらえれば嬉しいです。